おうじゅうはちのやまにかえるをおくりせんゆうじにだいす送王十八帰山寄題仙遊寺
林間暖酒焼紅葉
石上題詩掃緑苔
※日本で一般に読まれている本文によります。長編のため、有名な部分を抜粋して掲載しています。
書き下し文
林間に酒を暖めて紅葉を焼き
石上に詩を題して緑苔を掃ふ
現代語訳
林の中で紅葉を焚いて酒を温め、石の上の青い苔を払って詩を書きつける。
原文と書き下し文の対照
林間暖酒焼紅葉 ― 林間に酒を暖めて紅葉を焼き
石上題詩掃緑苔 ― 石上に詩を題して緑苔を掃ふ
鑑賞
林の中で紅葉を焚いて酒を温め、石の上の青い苔を払って詩を書きつける。日常の一コマが、そのまま詩になっています。
日本で親しまれる理由
「石上題詩掃緑苔」。紅葉を焚いて酒を温める、秋の風流。
語句
- 林間
- 「林間」——詩の情景を支える語
- 暖酒
- 「暖酒」——詩の情景を支える語
- 焼紅
- 「焼紅」——詩の情景を支える語
作者
白居易の生涯と作品一覧は作者ページへ。
作られた背景
白居易(中唐)の作より抄録。生日詩簽でも親しまれる一節。