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しゅんじつぐせい春日偶成

程顥|北宋|七言絶句

雲淡風軽近午天
傍花随柳過前川
時人不識余心楽
将謂偸閑学少年
詩

※日本で一般に読まれている本文によります。

書き下し文

雲淡く風軽し 午ひるに近き天

花に傍そひ柳に随ひて前川を過ぐ

時人は識らず 余が心の楽しみを

将まさに謂へらく 閑を偸んで少年を学ぶと

現代語訳

雲は淡く風は軽い、昼近くの空。花に寄りそい柳に従って前の川を渡る。世の人はわたしの心の楽しさを知らず、暇を盗んで若者のまねをしていると言うだろう。

原文と書き下し文の対照

雲淡風軽近午天 ― 雲淡く風軽し 午に近き天
傍花随柳過前川 ― 花に傍ひ柳に随ひて前川を過ぐ
時人不識余心楽 ― 時人は識らず 余が心の楽しみを
将謂偸閑学少年 ― 将に謂へらく 閑を偸んで少年を学ぶと

鑑賞

雲は淡く風は軽い、昼近くの空。その気配が、短く残ります。

日本で親しまれる理由

「将謂偸閑学少年」。雲は淡く、風は軽い。心がはずむ昼。

語句

雲淡
「雲淡」——詩の情景を支える語
風軽
「風軽」——詩の情景を支える語
近午
「近午」——詩の情景を支える語

作者

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作られた背景

程顥(北宋)の作。情景と心情が短く結ばれた一首。

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