せいへいちょう そのさん清平調 其三
名花傾国両相歓
常得君王帯笑看
※日本で一般に読まれている本文によります。長編のため、有名な部分を抜粋して掲載しています。
書き下し文
名花 傾国 両つながら相歓ぶ
常に君王の笑ひを帯びて看るを得たり
現代語訳
名高い牡丹の花と国を傾けるほどの美女、どちらも喜びあう。王はいつも笑みを浮かべてそれを眺めている。
原文と書き下し文の対照
名花傾国両相歓 ― 名花 傾国 両つながら相歓ぶ
常得君王帯笑看 ― 常に君王の笑ひを帯びて看るを得たり
鑑賞
名高い牡丹の花と国を傾けるほどの美女、どちらも喜びあう。その気配が、短く残ります。
日本で親しまれる理由
「常得君王帯笑看」。花もあなたも、見る人を笑顔にする。
語句
- 名花
- 「名花」——詩の情景を支える語
- 傾国
- 「傾国」——詩の情景を支える語
- 両相
- 「両相」——詩の情景を支える語
作者
李白の生涯と作品一覧は作者ページへ。
作られた背景
李白(盛唐)の作より抄録。生日詩簽でも親しまれる一節。