がちょうをよむ詠鵝
鵝鵝鵝
曲項向天歌
白毛浮緑水
紅掌撥清波
曲項向天歌
白毛浮緑水
紅掌撥清波
詩
※日本で一般に読まれている本文によります。
書き下し文
鵝 鵝 鵝
項を曲げて天に向かひて歌ふ
白毛 緑水に浮かび
紅掌 清波を撥く
現代語訳
ガア、ガア、ガア。鵞鳥は首をまげて空へ歌う。白い羽は緑の水に浮かび、紅い足が澄んだ波をかく。
原文と書き下し文の対照
鵝鵝鵝 ― 鵝 鵝 鵝
曲項向天歌 ― 項を曲げて天に向かひて歌ふ
白毛浮緑水 ― 白毛 緑水に浮かび
紅掌撥清波 ― 紅掌 清波を撥く
鑑賞
まだ幼い駱賓王が詠んだとされる詠鵝。曲がった首で天に歌い、白い毛は緑の水を浮かび、赤い足で波をかく——子どもの目が捉えた、生き生きした白鵝です。
日本で親しまれる理由
「鵝鵝鵝、曲項向天歌」
語句
- 曲項
- 曲がった首
- 綠水
- 緑の水面
- 撥清波
- 清い波をかく
作者
駱賓王の生涯と作品一覧は作者ページへ。
作られた背景
駱賓王幼時の作と伝わる五絶。啓蒙の定番詩。