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しじでんえんざっこう四時田園雑興

范成大|南宋|七言絶句

昼出耘田夜績麻
村荘児女各当家
童孫未解供耕織
也傍桑陰学種瓜
詩

※日本で一般に読まれている本文によります。

書き下し文

昼は出でて田を耘くさぎり夜は麻を績つむぐ

村荘の児女 各おのおの家に当たる

童孫は未だ耕織に供するを解せず

也また桑陰に傍うて瓜を種うるを学ぶ

現代語訳

昼は田の草を取り、夜は麻を紡ぐ。村の若者も娘もそれぞれ家の仕事を受けもつ。小さな孫はまだ畑仕事も機織りもできないが、桑の木陰で瓜を植えるまねをしている。

原文と書き下し文の対照

昼出耘田夜績麻 ― 昼は出でて田を耘り夜は麻を績ぐ
村荘児女各当家 ― 村荘の児女 各家に当たる
童孫未解供耕織 ― 童孫は未だ耕織に供するを解せず
也傍桑陰学種瓜 ― 也た桑陰に傍うて瓜を種うるを学ぶ

鑑賞

昼は田の草を取り、夜は麻を紡ぐ。その気配が、短く残ります。

日本で親しまれる理由

「也傍桑陰学種瓜」。小さな手で、大人のまねをして瓜を植える。

語句

昼出
「昼出」——詩の情景を支える語
耘田
「耘田」——詩の情景を支える語
夜績
「夜績」——詩の情景を支える語

作者

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作られた背景

范成大(南宋)の作。情景と心情が短く結ばれた一首。

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