ちじょうろうにのぼる登池上楼
池塘生春草
園柳変鳴禽
※日本で一般に読まれている本文によります。長編のため、有名な部分を抜粋して掲載しています。
書き下し文
池塘 春草生じ
園柳 鳴禽を変ず
現代語訳
池の堤には春の草が萌え、庭の柳で鳴く鳥の声も春のものに変わった。
原文と書き下し文の対照
池塘生春草 ― 池塘 春草生じ
園柳変鳴禽 ― 園柳 鳴禽を変ず
鑑賞
池の堤には春の草が萌え、庭の柳で鳴く鳥の声も春のものに変わった。景色の奥に、静かな心情が沈んでいます。
日本で親しまれる理由
「園柳変鳴禽」。気づけば、鳥の声も春に変わっている。
語句
- 池塘
- 「池塘」——詩の情景を支える語
- 生春
- 「生春」——詩の情景を支える語
- 園柳
- 「園柳」——詩の情景を支える語
作者
謝霊運の生涯と作品一覧は作者ページへ。
作られた背景
謝霊運(南朝宋)の作より抄録。生日詩簽でも親しまれる一節。