はざんじごぜんいんにだいす題破山寺後禅院
清晨入古寺
初日照高林
竹径通幽処
禅房花木深
※日本で一般に読まれている本文によります。長編のため、有名な部分を抜粋して掲載しています。
書き下し文
清晨 古寺に入れば
初日 高林を照らす
竹径 幽処に通じ
禅房 花木深し
現代語訳
すがすがしい早朝、古い寺に入ると、昇ったばかりの朝日が高い林を照らしている。竹の小道は奥深い所へ通じ、僧坊は花と木々に深く包まれている。
原文と書き下し文の対照
清晨入古寺 ― 清晨 古寺に入れば
初日照高林 ― 初日 高林を照らす
竹径通幽処 ― 竹径 幽処に通じ
禅房花木深 ― 禅房 花木深し
鑑賞
すがすがしい早朝、古い寺に入ると、昇ったばかりの朝日が高い林を照らしている。その気配が、短く残ります。
日本で親しまれる理由
「禅房花木深」。朝日の差す竹の小道の先に、静かな場所。
語句
- 清晨
- 「清晨」——詩の情景を支える語
- 入古
- 「入古」——詩の情景を支える語
- 初日
- 「初日」——詩の情景を支える語
作者
常建の生涯と作品一覧は作者ページへ。
作られた背景
常建(盛唐)の作より抄録。生日詩簽でも親しまれる一節。